借金300万円に任意整理すべき？
実例で任意整理の効果・流れを確認しよう

・楽天カード（120万円）
・オリックス（70万円）
・オリコ（50万円）
・アプラス（30万円）
・メルペイ（30万円）

・住宅ローン返済中のマンションあり
・ローン返済中の車あり
・結婚したばかりの妻と２人暮らし
・専業主婦の妻には借金のことは秘密
・3ヶ月前から支払いが1ヶ月ずつ遅れている

ネットで副業をしようと思い、カードでお金を借り始めたＯさん。おもちゃ・雑貨などの商品をカードで購入して仕入れを行っていました。

しかし、思うようには売れず、次第にカードの利息や手数料に圧迫されていったようです。

借金が300万円になってしまった時点で「これ以上は危ない」と判断。副業も閉鎖し、任意整理でしっかりと返済を行っていこうと決めたようです。

任意整理前のOさんの毎月の返済額は約13万円。

任意整理後は4万8000円。半分以下の返済額にできました。

自己破産をすると家も車も残せないので、Ｔさんは希望していませんでした。

また、個人再生では、住宅ローンに影響はありませんが、車のローンは手続き対象です。車を残すことができないため、個人再生にも嫌悪感がありました。

一方、任意整理では、こうした問題は解消されます。住宅ローンや車のローンは手続きに含めず、今までどおり自分で払っていくことが可能です。

つまり、「家と車を失わずに任意整理できる」というわけです。

楽天カード・オリックスの支払いが遅れ督促を受けており、「この督促が止まるのか？」Ｔさんは心配されていました。

任意整理の依頼をすると、代理人が付きます。この代理人宛に連絡は行われるので、任意整理の依頼以降は、督促を含め一切の連絡がなくなるのです。