任意整理費用Q&A

費用は1社あたり2万円～5万円（消費税込み2万2000円～5万5000円）です。

金額は、1社あたりの金額によって異なります。例えば、10万円未満のものは1社2万円、100万円以上のものは1社5万円です。

そして、会社数に応じて総額の費用が決定します。例えば、1社4万円で3社の任意整理を行えば12万円（税込み13万2000円）です。

任意整理をすると、利息の支払いが減ります。その結果、ご自身で支払われるより、返済の負担は軽くなります。

例えば、5社に借金300万円がある場合、1年で支払う利息は40万円～50万円になります。

1年の金額なので、300万円近い返済を3年、5年続ければとなればその3倍、5倍です。

このケースの任意整理費用は5社で20万円前後、費用対効果はあると言えるでしょう。

任意整理は「委任契約書」の署名・捺印を頂き、依頼が成立します。

この契約書に費用は全て明記されています。

契約書は2通ご用意し、1つはお手元に保管して頂きます。
（家族に内緒の方でペーパーレスをご希望の場合は、当事務所で保管しておきます。）

依頼時に、費用のご用意は一切不要です。

任意整理を開始してから、分割払いで精算頂きます。

任意整理費用の精算は、分割払いで行っております。

任意整理費用にもよりますが、分割払いの期間は3か月～6か月の期間となります。

例えば、任意整理で予定される返済額が1か月4万円の場合、費用の分割払いの金額も1か月4万円前後に揃えていきます。

毎月の費用の積み立て（支払い）を通じて、任意整理の返済が続けられるか？を確認して頂く意味もあり、同額程度に揃えていく趣旨です。

基本的に、次回のお給料日から開始します。

任意整理を開始すると、現在ご自身で行われているカード返済はなくなります。

次回のお給料からはカード返済が無くなるため、それを費用精算に充てる仕組みです。

ただし、この辺りは個々の事情にもより、早める場合もあれば、1か月遅らせる場合もあります。

費用の支払いが終わってから、任意整理の返済に移ります。

「任意整理開始→現行の支払い停止→費用の支払い開始→費用完了→任意整理の返済へ」

といった流れです。

2024年の任意整理費用の相場は、1社2万円（安い）～5万円（普通）といったところです。

費用が高い事務所も多く、1社あたり8万円～15万円、それ以上高い事務所も存在します。

司法書士会や弁護士会が意図しているのは1社5万円までなので、1社5万円以下の費用設定を行っている事務所が良心的と言えるでしょう。

・ご申告より借金が多かった
・滞納があり裁判所に訴えられた
・過払い金が発生した

こうした事情がない限りは、追加費用は発生いたしません。

手続きが中止します。

1ヶ月程度お支払いが難しい場合には、任意整理の期間を延長して対処致します。

2ヶ月以上お支払いがない場合には、任意整理の継続が不可能と判断される場合もあるのでご注意下さい。