任意整理の返済を１本化「おまかせ返済」

任意整理後の返済は、各カード会社ごとに返済をする必要があります。

複数社の返済があるケースでは「返済を一本化したい」というご希望がありました。そこで、おまかせ返済（返済の1本化）を開始しました。

当事務所に任意整理の全ての返済金をお振込頂く。そして、こちらから各カード会社ごとに返済を行っていく…このような流れです。

依頼人のみなさまは、当事務所１か所への振込みで済み、返済の手間がなくなるわけです。

また、「今いくら返済したか？」「あといくらで返済が終わり？」といった管理も、当事務所で行っていきます。

各カード会社からの連絡も、全て当事務所宛になされます。

郵送物がある場合でも、ご自宅に送付されることはありません。当事務所で全てのカード会社の郵送物をお預かりします。

このように、任意整理の返済中も、ご依頼人には一切の連絡がなくなります。

任意整理を家族に秘密にしている方の場合、「一切の連絡がなくなる」ということが、精神的な安心につながるという声を頂いております。

任意整理の返済は5年程度続くため、非常に長い期間と言えます。

5年も期間があると、支払いが難しい月が、数回程度発生することも珍しくありません。

こうした場合に、プール金を使って「返済できない」という事態に備えます。

プール金は、任意整理返済の保険のようなイメージです。

リストラ、病気などの事情により、途中で任意整理の返済が難しくなるケースもあります。

こうした場合には、再任意整理を行っていきます。

再任意整理とは、「任意整理をしたものにさらに任意整理をする」ことです。

任意整理した300万円に月5万円で3年返済をすると、5万円×36ヶ月＝180万円の返済金です。

そして、300万円－180万円＝120万円が残額になります。

この120万円に、40回払いの再任意整理を行った場合。120万円÷40回払い＝月3万円まで返済額を下げることができます。

再任意整理でも返済が難しい場合、自己破産や個人再生を調整します。

任意整理で払えなくなっても、行き場がないということはありません。

私たちが、最後まで必ず善処していきます。

任意整理の返済を行っても、相手カード会社は基本的に領収書を発行してくれません。

一部では発行してくれる会社もありますが、全てではありません。

利息をなしとする任意整理では、相手カード会社に収益がない以上、細やかな対応はしてくれないというのが現状なのです。

このような状況に「ちゃんと返済できているか不安」という声がありました。

おまとめ返済管理では、任意整理の返済に関して当事務所が一切の責任を負います。

万一、返済のトラブルがあった場合でも、私たちが対処していきます。

また、返済予定表や定期的に状況報告書なども発行しています。安心して任意整理の返済を進められるよう、対応しております。