オリコの任意整理を分かりやすく解説

「Oricoカード」「Uptyカード」「エディオンカード」「コストコカード」。

こうしたオリコ発行のカードで、借入や買物した支払いは任意整理の対象になります。

任意整理すると利息やリボ手数料は全カット（0％になる）。残金を60回（5年）～84回（8年）程度で、和解するケースが1番多いです。

なお、オリコでは、オートローンや家賃保証を行っています。こうした利用がある時は、車や賃貸に影響が出るケースもありますので、任意整理の依頼時には必ず報告しましょう。

オリコは、業界屈指のオートローン（車のローン）の融資で有名です。

オリコで、クレジットカードとオートローンの融資を共に利用がある場合、このケースでは、任意整理が難しい場合もあります。

なぜなら、任意整理をすると、オートローン対象の車が引き上げられてしまうからです。

車を手元に残すなら、オリコの任意整理はしないほうがいいということです。

車が引上げされてもよければ、クレジットカード＆オートローンに任意整理もできます。

毎月のオートローンの返済費、車の維持費が原因で、車の所有自体が負担になっているケースもあります。

こうした場合に、オートローンも含めて、任意整理を行なっています。

また、過去の事例では、車の価値がほとんどない（売ってもそれほどの金額にならない）場合には、引き上げがされなかったこともあります。

そのため、オートローンに任意整理を行って「車が引き上げされるか？されないか？」は査定価値次第という側面もあります。

オリコは、みずほ銀行の不良債権を保証する保証会社の役割もあります。

例えば、みずほ銀行のカードローンに任意整理すると、オリコが代位弁済を行います。

その結果、貸主の地位はオリコに移動するのです。

オリコとみずほ銀行の両方で借り入れをしているケースの注意点です。

「オリコに任意整理すると、みずほ銀行のカードローンを巻き込む」他のホームページでこのような記載のものもあります。

しかし、巻き込むことはありませんので、みずほ銀行の口座が凍結することはありません。（オリコに確認済み）

ただし、ブラックリストの影響で、みずほ銀行から借り入れはできなくなります。

オリコとみずほ銀行の両方に借金があり、みずほ銀行に任意整理する場合。

この場合、みずほ銀行に任意整理をすると、自動的にオリコも任意整理の対象になります。

みずほ銀行を任意整理すると、保証会社のオリコにその借金が移動します。

その結果、オリコは、オリコにある全ての借金を整理することを求めてくるからです。