任意整理の依頼Q&A

まずは、任意整理診断やご相談をご利用下さい。

任意整理でどのくらいの支払額におさえられるようになるか試算を行います。

希望の支払額になるようであれば、任意整理の契約に移ります。

ご依頼時に、任意整理費用の用意は1円も必要ありません。

また、着手金や頭金などの費用は頂いておりません

任意整理費用は、ご依頼後の分割払いが基本です。

任意整理を開始すると、あなたが今支払っているカードの返済が止まります。

その負担が無くなってから分割払いがスタートするため、カード返済と費用の支払いが被ることもありません。

・ご印鑑（実印でなく認め印で可）
・身分証明書（運転免許証・保険証・パスポート・住基カードなど）
・任意整理を行うクレジットカードなど
（未発行・紛失・返却済みの場合にはその旨お伝え下さい）
・上記カードに付随するETCカード
・請求書又はWEB明細をダウンロードしたもの
（ご自身で確認の上、エクセルやメモ書きでまとめたものでも大丈夫です）

カード決済になっている支払い（光熱費・携帯電話代・保険料・インターネット利用料など）があれば、それを口座引き落とし又はコンビニ払いに変更されて下さい。

できれば、ご依頼時までにこの変更届が完了していると、手続きがスムーズに進みます。

任意整理では「新たな返済」に変えていきます。

つまり、今支払っている方法を白紙にして、新しい契約の返済に変えていくのです。

そのため、任意整理を開始した時点で、現行の支払いを停止させます。

任意整理を依頼されると、当事務所の司法書士が代理人となります。

以後、連絡や話し合いは、代理人を経由するため、当事者同士の連絡は禁止されます。
（当事者同士の連絡を認めると、代理人が把握できないため）

この連絡に督促も含まれるため、任意整理をすると督促停止の効果があるというわけです。

任意整理を開始しても、様々な準備があります。

支払い停止や督促停止の効果は、相手のカード会社の事情によって1週間ほどかかる場合もあります。

慌ただしくなく任意整理を進めるのであれば、支払日の2週間前がベストです。

また、月末はご相談やご依頼が多い関係から、月の中旬が1番スムーズにご案内ができます。

任意整理の依頼は、最短で当日で可能です。

月末や月初に混みあってしまうと、すぐに対応が難しいケースもありますので、余裕をもってご依頼いただけると助かります。

裁判所に訴えられても、任意整理は間に合います。

ほとんどのケースで、通常と同じような条件で和解はできています。

ただし、出廷期日（裁判がある日）までに対応をしないと、和解が難しいケースもあるのでご注意下さい。

任意整理で支払いをする金額は、あなたが希望する金額とは限りません。

一般的には「借金額÷60回払い＝任意整理の返済額」となります。

つまり、300万円の借金なら毎月5万円程度は必要になるため、「毎月3万円しか返済資金を用意できない」という場合は、任意整理が難しいのです。

また、カードの利用期間が短期の場合、良い任意整理ができない場合もあります。

こうした場合には「任意整理しないほうがいい」という判断から、依頼をお断りする場合もあります。

ご依頼のステップは「相談→任意整理をしたい→依頼へ」といったかたちです。

ご相談内容にもよりますが、1時間～1時間30分ほどが一般的です。

カードの枚数が多い場合や任意整理での調整が難しい場合（希望される支払額に任意整理ではぎりぎりの場合）などは、お時間がかかるケースもあります。

逆に早いケースでは、1時間かからないこともあります。

Ａ社：50万　Ｂ社：60万　Ｃ社：80万　D社：100万円

このように、1社あたりは140万円以下の場合、全体で140万円を超えていても、ご依頼に差し支えありません。

Ｅ社：200万　Ｆ社：50万　Ｇ社：90万

反対に、Ｅ社のように1社で140万円を超えているものは、司法書士では受任できません。

この場合は、当事務所でＦ社・Ｇ社の依頼、当事務所提携の弁護士事務所にＥ社を依頼を行っていただく形となります。

当事務所では、日本全国の任意整理に対応しております。

ご来所が難しい場合には、オンライン面談を実施していきます。

オンライン面談の場合でも、お話しした内容などは全てメールにまとめ記録化します。

記録に残る分、対面の面談と同等かそれ以上の分かりやすさにはなっていると思います。

なお、あくまで「対面の面談」を推奨しており、オンラインはご希望者に対して…というスタンスです。

任意整理のことを、ご家族に話されるかはあなたにお任せします。

なお、当事務所からご家族にお話しすることは一切ありません。

任意整理の費用や1か月の支払い額は、依頼する事務所によってかなり変わります。

Ａ事務所：1か月4万円
Ｂ事務所：1か月7万円
Ｃ事務所：1か月8万円
このように数万円の金額の開きがあるケースも、よく目にします。

1か月の支払額が多くなるほど「生活が苦しくなる」「任意整理で払えなくなる」可能性が高まりますので、注意しましょう。

他事務所の費用が高い（当事務所の2倍～3倍する）場合には、依頼先の変更も1つの手です。

任意整理の返済も考えると、長い手続きになります。

依頼先変更をした場合にどのくらい変わるか？こうした試算もお伝えは可能です。

他事務所で辞任された場合でも、再度の任意整理の依頼は可能です。

ただし、2回目の任意整理となると、相手のカード会社の対応が厳しいこともあります。

通常は3ヶ月～4ヶ月ほどです。この期間終了後に任意整理の返済が始まります。

手続き期間である3～4か月に、任意整理費用の分割払いを行っていただきます。

なお「おまかせ返済プラン」では、長めの6か月ほどの手続き期間を設けます。「払えなくなるかもしれない」という万一の事態に備え、プール金をストックしていきます。

・一定期間連絡が取れない場合
・費用がお支払いされない場合

任意整理の手続きは解約となります。

一般的な事務所より解約事情は甘めに設定していますが、2か月連続で費用のお支払いがない場合や、連絡が取れない場合には解約となります。